伊豆沼農産ラムサール広場キャンプレビュー
Sotomesiをご覧いただいているユーザー様より、レビューをいただきました!
今回は、伊豆沼農産さんの運営する「伊豆沼農産ラムサール広場」でのキャンプレビューです。
とても丁寧なレビューで、読んでいたらキャンプに行きたくなってしまいました。
以下から、いただいたレビューです。
2月20~21日の1泊2日で、伊豆沼農産ラムサール広場でキャンプをさせていただきました。
ホームページでは12月~2月の期間は冬季休業。
ご利用はお問い合わせくださいと記載がありましたので、問い合わせてみたところ、キャンプでの利用を承諾いただきました。
冬季のため夕方以降は、都市農村交流館内にあるトイレと流し台の水道が利用できなくなるとのことで、使用する水は持参、夜間のトイレはサンクチュアリセンターの外トイレを利用の条件でしたが、トイレが利用できるだけで十分です。
無料のキャンプ場では冬季休業期間は、水道どころかトイレも閉鎖されてしまいますからね!
到着
10時チェックインでしたが、当日は仕事帰り、用事を済ませてから伺ったので13時くらいになってしまいました。
まず直売所に立ち寄り、スタッフの方に「キャンプ利用の受付をしたい」と伝えると、担当者を呼んでいただけました。
直売所に陳列されている商品を物色していると、程なくして担当者が到着。
受付票を記入し、利用にあたっての説明を受け、料金を支払い。
大人1名1泊テント1張りで1,210円。(安い!)
その後担当者に案内されて現地へ。
踏切に捕まりさえしなければ、直売所からは車で1分もかからないでしょう。
キャンプスペースは、都市農村交流館とサンクチュアリセンターの間の広場。
ホームページ上でも10サイトと記載があるように、決して広くはない感じです。
担当者から都市農村交流館内のトイレやシャワー室を案内していただきました。
車は荷物の積み下ろしの間は、舗装されている箇所まで進入してもよいとのこと。
基本駐車は駐車場です。
広場から伊豆沼方向を見て
広場の横にはヤギ小屋が
担当者の説明が終わったところで設営開始です。
地面はウッドチップを敷き詰めてあってふかふかです。
前日は雨も降っていたので少し緩いかな。
設営
設営後
ペグを打ち込んでみてわかったのですが、上から15~20cmくらいは敷き詰められたウッドチップと砂(?)なのか、柔らかく短いペグではまったく効かないです。
その下は小石混じりの土(?)のようで途中から打ち込むのもガツンとキツくなります。
当日は夕方までは時おり強い風が吹いていましたし、普段から地形的に伊豆沼方向からの風がありそうなので、テントやタープを設営する時は、ペグは長さが30cm以上の鍛造ペグを使用した方が良さそうです。
設営を終えてから、直売所で食材を調達。
売場になかった物は、スタッフの方にお願いして用意してもらいました。
夕食
今回は、伊達の赤豚のロース切り身とベーコン、そして粗挽きウインナーと生ハムをいただきました。
16時を過ぎたころの気温は1℃を切っていました。
ベーコンは焚き火の上で炙るとサイコーに美味しいです。
ベーコンから滴り落ちる脂を見ているだけでお酒が進みます。(個人的な感想です)
ベーコンを炙っている間に生ハム。
あたりが薄暗くなってきた頃に、メインの赤豚ロースを焼きます。
夕食後
赤豚を堪能したところで、寝る準備。
テント内に反射式の石油ストーブ。ストーブの熱でお湯を沸かし、湯たんぽにします。
テント内の温度は3℃ちょっとですが、ダウンのシュラフと湯たんぽでそれほど寒さは感じませんでした。
翌朝
2日目の朝は、散策がてらすぐ近くにある伊豆沼野鳥観察館へ。ときおり雪が舞う寒い朝でした。
ストーブでお湯を沸かし、スープパスタで簡単に朝食を済ませて撤収しました。
【総評】 ☆☆☆☆
オフシーズン中の利用でしたので、設備(トイレ、水道、シャワー)の利用には制限がありましたが、全体的には良いところだと思いました。
伊豆沼のすぐそばにあり、晩秋から早春にかけては白鳥や雁などが多数飛来してきていますので、日の出前の野鳥たちの飛び立ちを見学したり、写真に納めたりするには絶好の場所です。
野鳥好きにとっては聖地とも言える場所でしょう。
そのようなところにキャンプ場として利用できる場所があるとは知りませんでした。
ホームページ上で記載されているように10サイトフルに設営したら、かなり密になってしまうのではないか?と思えるような広さです。
しかしシーズン中であれば、屋内の水洗トイレ(男女別)も利用でき、シャワーも利用できるとなればとても便利です。
トイレは清潔でとてもキレイでした。
1日に数組の限定とか制限を設けると、プライベート感が増し逆にいいのではないかと思いました。
料金の見直しは必要かと思いますが。
地面はレビューにも書きましたが、厚めのウッドチップが上層部にあるために、ペグが効きにくいです。
すぐ近くに伊豆沼があり天候によっては強い風に見舞われますので、設営には長めのペグが必要になります。
直売所がすぐそばにあるのもいいですね。
普段キャンプの時はスーパーとかで食材を調達してから現地入りするのですが、ここでは直売所でほとんど揃います。
伊達の赤豚のお肉やソーセージなどの加工品はもちろん、野菜やお酒まで。
設営を終えてからメニューを考えながらゆっくりと買い物できますね。
個人的には平日休みがほとんどで自宅からも職場からも近いことから、今度は暖かい時期に利用したいと思いました。